知人からWindowsが起動しなくなったノートPCを譲り受けました

知人から「ノートPCが不要になったので使わないか」との連絡がありました。

なんでも急にWindowsが起動しなくなり、修理しようとメーカーに問い合わせしたところ費用も時間も思った以上にかかるので、データ抽出だけ依頼して後継機種を新たに購入したとのこと。

データはほぼ問題なく抽出でき、メーカーからノートPCが返却されてきたので、もし使うならあげるよということでした。話を聞く限りハードディスクのクラッシュだろうなと思い、「ハードディスクだけの問題なら、ハードディスクを入れ替えれば動きますよ」とは言ったのですが、「自分はそんな知識もないし、もう後継機種を購入したので使うならあげるよ」ということなので、あり難く頂戴しました。

頂いたノートPCは、東芝のdynabook R73(Core i7) 2014夏モデルでした。6年前の機種とはいえ普段使用するには十分な性能をもっています。

電源をいれてみるも・・・やっぱりOSは起動しない

早速電源をいれてみました。

修復プログラムは起動しますが、そこからは全く先に進まず。色々と試してみたものの、にっちもさっちもいかないので修復は不可能と判断。メーカーのプロのスタッフがやってダメなのだから、当たり前と言えば当たり前ですが・・・

BIOSは大丈夫

修復プログラムが起動しているのでBIOSは大丈夫とは思いますが、一応確かめてみます。

【電源】+【F2】を押してBIOS画面を表示したのがこちら。BIOSに問題はなさそうです。

原因はこういうことね

ハードディスクを取り出そうと裏面をみてみると、大きな傷がありました。

おそらく落としたんでしょうね。それもコンクリートとか硬いものの上に。

その衝撃でハードディスクが逝ってしまったのでしょう。

ハードディスクを診断する

ハードディスクを取り出し、他のPCに接続して診断してみました。

やはり問題ありでした。

他にケガは?

ハードディスクを換装してOSをインストールすれば使えそうですが、裏面の傷からするとかなりの衝撃が加わったと思われます。このノートPCをどのような用途で使うにしても、ハードディスク以外に不具合が起こるような損傷はないか検証しておかないと安心して使えません。

そういえば、USBやCDから起動して(インストールしないで)試してみることのできる「Ubuntu」という無料のシステムがあるのを思い出しました。以前に一度だけ試したこともあるので、これを使って検証してみることにしました。